ヘアーサロン　スガ

豊ヶ丘の一角、青いビニール屋根が目印、ヘアーサロンスガさんのご紹介です。
通りからガラス張りの店内をのぞくと、風格たっぷりの雰囲気とは裏腹に、さわやかなブルーのエプロン姿が板についたオーナーさん。
そんなオーナーさんに、お話を聞いてきました。



★沖田★
ヘアーサロンスガさんは開業されてどのくらい経つのですか？店内を見渡しても、風格を感じますが…。
★オーナー★
開業は、３０年以上前だね。多摩センターの駅なんかもちろん無い。それどころか、このあたりの道路は砂利道で、山の中にぽつんといった感じだったね。近くには酪農で牛が闊歩していたよ。

★沖田★
牛ですか！？今の多摩センターからは想像がつきませんね。開業当初はご苦労なさったでしょうね。
★オーナー★
そうだねぇ。まずは「ここに床屋がある」ってことを気付いてもらわなければいけないからね。夜の１０時１１時まで店に立ち、サインポール（赤・青・白の螺旋の目印）を回し続けたねぇ。
もともとは愛宕の方で開業したんだが、開業から５年で初期投資の借金を全額返済したんだ。経営は上首尾、でもそこで思ったのが、「ここで安心しちゃいけない」ってこと。自分への戒めも含めて、もう一度奮い立つためにここへ二店舗目を開業したんだ。やっぱり、借金があると頑張って返そうと頑張れるじゃない（笑）。

★沖田★
その言葉、今の安定志向の若者に聞かせたいですね！！では最後に、これまでを通してうれしかったことを聞かせてもらえますか？
★オーナー★
やっぱり、お客さんが、「マスターじゃないとダメ」って足繁く通ってくれていることに尽きるね。ほんとにありがたいし、何よりそれがうれしい。長い付き合いのお客さんは、家族ぐるみで来店してくれていて、そのお子さんが大きくなって、結婚して市外に行っちゃって、それでも来てくれるんだから、ほんとにうれしいよ。長くやってこれたのも、そう言ってくれるお客さんがいるからだろうね。

★沖田★
これからも、地域密着で、お客さん第一のヘアサロンスガさんであり続けてください！

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